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2024年まとめ

数年振りぶりにカフェのライブに行きました。蛇腹姉妹さんです。そして「また共演しましょう」との温かいお誘いをいただきましたが、私の方の諸事情により実現できませんでした。心技体においてもう絵描きイベントはできそうにありませんが、素敵な創作家たちの知り合いができたのは絵を描いてきたから。最後の行脚あんぎゃとして、もういちど、彼ら彼女たちのライブをまわりたいものです。そう書きながら、今くるくると皆さんのことが頭をめぐります。 2024年は絵をやめて、詩と物語を 自分の快感を直に表現したい、でも良識や世間体のようなものが邪魔をする。この頃はようやくそんなタガもはずれ、かまわずズドンと文体に流しこんでいけるようになりました。思い浮かんだイメージを一気に書きます。 sama-saza.blogspot.com じつに爽快。 絵を始めたころの怒りの代わりに、今は欲望の泉があります。自分でもよくわからない癖へきのようなものがあとからあとから湧いてくるので、作品に仕立てていくだけ。シュールな雰囲気ですが、自動筆記ではありません。細部には気を配りながら全体としては荒っぽく。 ・無意識半分、意図半分 ・歯切れの良さやリズム、韻 ・意味に対して表現を選ぶ ・変調や違和感を組み入れる(あえての不自然さ) 手法は絵を描いていたときと同じ です。 ふと映画のような場面が強烈に降ってきて、たまらず『おれの刀は犬より長い』という詩を書きました。一部を無難な表現に変えて投稿したところ、お情けだとは思うのですが佳作に選んでいただきありがたい選評も。 「何か深淵なるものを感じさせてはくれるのだが、作者のあまりもの作為のなさに読者の心が迷子になる。そこが面白い。」 まさに私の意図するところ。でもちゃんと話の流れはあります。この作品は自分でも気に入り、今はそれを広げて少し長い話を作っています。時代劇の世界です。言葉も文語的。マクロからミクロまで自在に視点が移動する、めくるめく文脈を作りたいものです。 来年の活動は 25年5月11日 文学フリーマケットという大規模な頒布会に参加予定です。

2010 - 2023年 絵描き活動総まとめ

2010年から続けてきた絵描き活動、いよいよ最後の年になりました。 2022-23年のまとめ 引き続き意識していたのはリビドーで、己の欲求のおもむくままに描くこと。これは原点回帰とも言えますが、かつてと質が異なります。自分の絵のタッチが固まってきて、思いつきを一枚にまとめられるようになりました。イラストや漫画のような絵です。圧倒的に増えたのが、人間のモチーフです。 SNSと和解したことも影響しているでしょう。そこで孤高に振る舞うのではなく、皆に面白がってもらうことを考えるようになりました。反応してもらえばそれが刺激となり、毎日絵を描いては投稿を繰り返し、数百点の絵を描くことができました。12月の1ヶ月間で、日々の記念日をモチーフにした絵を投稿したりしました。 それまでは、一般の作家や作品のあり方・周辺の状況に対する反骨心に燃えていました。 たとえば、絵をしばる額縁が嫌い、アトリエにこもる制作態度が嫌い、作品に作家性はいらない、鑑賞者がいて絵は完成する、絵は描かれる瞬間にある、描くたびに新しい宇宙を開く、等々。創作のために怒りの炎を自らに宿し、ひたすら実践・行動しました。これまでブログ記事に書いてきた通りです。それが大きく変化したのが、この2年間でした。 一方で、斎藤暁先生(理論物理を研究されています)に薫陶を受け、共著として本を上梓していただくなどしました。その中で、ほんのさわり部分ですが先生の論考から絵物語を描き起こすこともしました。また、『生成消滅図』という、白版・黒版で一幅(表裏)の精密画作品も仕上げました。これは世田谷にある’Global Room of Science & Art’ に展示していただいています。 プライベートでは、子供を授かるという一大イベントがありました。ただそれにより作品が影響されたかというと、全くありません。育児はもっぱら困難が多く、むしろそれから自由になるための創作であったように思います(発想と創作の源泉は潜在意識やリビドーによるものです)。生活の自由度が減って外へ出にくくなったため、イベント事もしなくなりました。 画業の総まとめ(2010〜2023年) 出会いも多く、外に出て活発に活動していました。コロナ禍を経て、インターネット中心の発信へと変わっていきました。 ⚫︎モチーフのねじれ、入り組んだ構成(ただし行き当たりばった...