【夢460】

(夢460番は長い夢で、ツイートしきれないためこちらに記す)
未来 港の倉庫街 「電子道化(どうけ)」がパフォーマンスしている ヤツは 大きなシルバーの手裏剣 をかざして 私と上司に向かって 投げつけてきた 狙ったように 私たちの足もとすれすれに 突き刺さる 酔っ払い・やさぐれたち やんやの喝采 「次は壁を突きぬけます」と電子道化 私たちの横をかすめ 2mほどの手裏剣が 倉庫の壁を切りさく 配電板が壊れ 電気が激しくショート 小火事 皆 興ざめの様子で解散 私は事務所に戻る ふと気になり 雑庫にいた後輩の女子に「まだ未来は残っているかい?*」とたずねると「見えるわ。テロね。機能マヒが起こる」 私はあわてて上司に告げる 二人で電動リニア車に乗りこみ 郊外へ急ぐ 後ろからは 見えない機能マヒの波が ぐんぐん押し寄せてくる 高速道の車も次々やられ 停車していく 最高速で飛ばし 何とか山間の場所に 車を乗り捨て 上司は入り組んだせまいくぼ地に ダイブ そのままシステムにジャックインする 彼は隔壁操作をし 無事 システム障害から中枢部を守る ゆっくりと下から 浮上してきた見知らぬ男「前の体は汚染で崩壊してしまったからな」上司だった よく見ると 借り物の体はまだ所々 ラグが残っていて不完全だ 私たちは車に乗りこみ 帰路につく ほっとする時間 運転をする上司の新しい横顔には まだ違和感をおぼえるが やがて慣れるだろう と私は思う

*後輩の中に、未来のかけらが残っていた。我々は1本の時間軸の上にいて、過去から未来までつながっており、
「ある点の自分」と「別の点の自分」がオーバーラップを起こすことで、記憶が前後する現象が起きる。
彼女はその現象に敏感なタイプなので、もしやと思い、私はこのとき彼女にたずねてみたのだ。(以上は、この夢の中での理屈)