【夢490】

(夢490番は長くてツイートしきれないため、このブログに記す)
古い家が密集するせまい壁の間 植木 ねばっこいクモの巣々 身をかがめ逃げる 追っ手は影のような黒い者たち 糸を破って進む 大きなクモが怒る なぜこんなことになったのか‥‥ コタツに入って父と会話 テレビの相撲中継に映る力士 の名は「藤森」 マゲは結わず 長い黒髪が肩から腕にかけ波打っている 歌舞伎役者のような赤ら顔 山のような体躯「あれは強いぞ 藤森を慕う者は多いんだ」 藤森は”特殊級横綱”で 人望も厚い実力者「〽藤森の〜 なりゆきて〜」父が詩吟する‥‥ ところ変わってタクシーの中 喪服姿の中年の男女 位牌を抱いた男「やつらになど負けない」故人の無念を思い出し 自分にカツを入れるという「だが気をゆるすとな ふうっと忘れそうになる やつらの力が働いているせいだ」やつら あの黒い者たちの群団 藤森は精神的エネルギーを発し 人々を守護している しかしそれをけっして意識してはいけない その途端 やつらは藤森の役割を察知し 手を下すはずだ 私も藤森の存在をイメージしないよう努めたがゆえ やつらに狙われることになる‥‥ (文頭に戻る)